新亜光学工業株式会社の社名にも入っている「光学」って何?

先人の研究の積み重ねから知る、光学の歴史と役割

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新亜光学工業株式会社の理念

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口コミや評判から見る新亜光学工業株式会社

新亜光学工業株式会社はどんな会社なのでしょうか。評判は良いのでしょうか。インタビューしてみました。

後継者育成を視野に入れた新亜光学工業株式会社の取組

後継者不足は深刻な問題。新亜光学工業株式会社は後継者育成に先駆けた取り組みを続けています。

なぜ、ものは見えるのでしょう、光はどう動くのか

光学は物理学のひとつです。
光の振舞いと性質および光と物質の相互作用について研究している部門です。
電波やX線・マイクロ波などの電磁波と類似した現象が光にはみられます。
なので光学は電磁気学の一部門でもあります。
光学は力学と並んで最も古い歴史があり、さまざまな先人たちにより成され、産業や文化の発展にも密接に関わってきました。
古くは紀元前300年ギリシャの数学者ユークリッドが「光の直進」「光の反射」の法則をまとめています。
そして紀元前250年ギリシャのアルキメデスは凹面鏡で太陽光を集めて敵艦を焼払うことを進言したと伝えられています。
ちなみに、西暦2011年にアメリカのテレビ番組が再現実験しましたが木製の船に火は点きませんでした。
その後も光りの研究は、レンズ、プリズム、鏡、望遠鏡、顕微鏡などの発明により、光学の研究は積み上げられていきます。
1704年、アイザック・ニュートンが万有引力の発表から39年後に「光学」を刊行します。
内容は「光と色についての新理論」のほか、色収差の問題のない望遠鏡や「光の微粒子説」について書かれています。
色収差の問題や球面収差の問題が明確になると、たくさんの人がこの解決に取り組みました。
そして近代に入り人類はいよいよ光の本質に迫ります。
「光は粒子なのか、それとも波なのか」 この問題は20世紀前半まで、学者たちを大いに悩ませましが、量子力学が確立していく中で解決に向かいます。
そしてアルベルト・アインシュタインが、光量子仮説に基づく理論的解明を発表します。
後に1921年にノーベル物理学賞を受賞しています。
このように、先人たちの失敗と研究の長い積み重ねが、レンズやアイリス絞り太陽電池といった現代を支える技術につながっています。
新亜光学工業株式会社の光学は現代を支える学問の一つです。